朝、学校に出掛ける前に boyが必ずすること それは、忘れ物チェック。 時間割表を見ながら、声にだして一日の教科を読み上げる 『社会…オッケー 音楽…オッケー ひとつづつ、必要なものを思い浮かべながら読み上げる。 3年生の時の先生が、忘れ物に厳しかったものだから 絶対に忘れ物をしたくないと、 自分で編み出した、お出かけ前の習慣だ。 うん、うん。 よいぞ。 その時、同時に恒例なのが、好き嫌いで声色を変えることだ。 大方の子供がそうであるように、 boyも図工や体育、音楽が好きで 算数が嫌いだ。 『図工オッケー』 思いっきり楽しそうに読み上げ、 小さく『やったぁ』と言い足した。 次は算数だ。どんなトーンかな…? 聞き耳を立てる。 『算数…よっしゃ』 え 算数だよ どうした風のふきまわし? 質問してみようかな…そう思った矢先にboyが口を開いた 『ねぇママ、最近ぼく、算数の授業が楽しみで仕方ない』 まぁ素敵 こんな日が来るのを、ママは待っていたわ~ 訳を聞くと、どうやら楽しみの理由はノートにあるらしい。 学年があがり、担当の先生がかわり、 色続きをみる
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