夜、boyが眠ってから、 バスタオルを二階のベランダに干したままにしていることを思い出した。 もう夜の空気でしっとり冷たくなってしまったかな。 やれやれ。 ちょっと仕事がいそがしくなるとこれだ。 必ずなにかが抜け落ちる。 そう言えば今日はboyが体育用のシューズを学校に持って行くのを忘れたと 夕食の時話してたっけ。 洗ったシューズは彼のものがおいてある場所に置いておくことになってるのに 取り込んだまま、私がルールどおりに片付けないからこういうことになる。 先が思いやられる。 学校の先生は、『忘れ物は君達自身の責任』と指導してくださる。 親が忘れているなら、君達が確認しなさい、という姿勢かな。 うん、素晴らしいけど、すべてそれでやってくには、うちの場合はまだまだだ。 2階のベランダから、 ブラインドを閉め忘れたboyの部屋が見えた。 窓際まで近寄り中をのぞく。 月明かりに照らされたboyの部屋が、妙に温かな色あいで、ぼおっと浮き上がって見えた。 小振りなベッドの上で、丸くなって布団にくるまるboy。 今朝は番組のため早起きさせちゃったから、疲れたのだろう…よく眠続きをみる
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