昨日のことだった。 駅で出迎えたboyが 『ただいま』より先に、 『千羽鶴をおるんだけど、うちに折り紙ある?』 と言い出した。 幼稚園のころはどこに出かけるにも折り紙は必需品だった。 待合室やレストラン、 子どもが退屈して騒がないよう、よく折り紙を折らせたものだ。 でも、もううちに折り紙はない。 『どうして、千羽鶴なの?』 車のエンジンをかけながら私が聞いた。 『お友達が入院しちゃったんだ。一人35羽でクラスみんなで1000羽、ママ折り紙を買いに行こう。』 いやな肺炎が流行っていると聞く。 しばらく休んでいる、そのboyのお友達は熱が下がらないと聞いていた。 心配だ…。 いつもの道をちょっぴり遠回りして、100円ショップへ。 なんと250枚も入って100円で売ってるのね! その安さにびっくり! 帰宅してすぐ、boyはまず宿題を済ませ、 私は夕食の準備にとりかかった。 いつものペースでやっていたら、きっと35羽も折りきれないうち睡魔が襲ってくるだろう。 二人で夕食を済ませ(さつまいものドリアうまくできたよ)、 さぁ!そろそろ片付けを始めねばと思ったその瞬間、 boyがパキッっと立ち上がり 自分のお続きをみる
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